考える力は生きる力 考え抜く頭脳を育てたい

コラム<3>


2007/8/23

 

<気づいていますか?お子さんの才能>

 

教育の現場で、多くのお母さんとお話していると、「うちの子は本当に将来、どうなってしまうのでしょう。片付けはしないし、そそっかしくて、計算まちがいばかりするし・・・・」といった、ため息まじりの相談をもちかけられることがよくあります。

 

私(カニ)、の目からみると、「感性がゆたかで、情緒が安定していて」「この年齢にしては素晴らしくよくできたお子様」に思えるのですが、お母さまからみると、お子様の欠点がどうしても目につくようでした。

 

私の経験からみると、親(お父さん、お母さん)は「自分の願望」という色眼鏡をかけて、子供を見てしまう場合があるように思えます。

 

学校の勉強がよくできて、お友達とも仲良く遊べて、スポーツ万能で、芸術の才能を発揮し、家のお手伝いもよくやってくれる、そんな理想的な子供は、・・・・・残念ながら一人も会ったことがありません。

 

子供は一人一人違います。親子、兄弟でも、もってうまれた才能や好みが、全く違っている場合もあります。

 

そして、ほとんどの子供は、「何もかもはできません」(大人もそうですが・・・・)しかし、誰にでも、どの子供にも「これなら頑張れる」「夢中になれる」ということがあるはずです。

 

1980年、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授は、「人間には7つの異なる才能がある」と発表しました。

 

1)言語的才能

 

2)数学的才能

 

3)スポーツの才能

 

4)芸術の才能

 

5)人間的な才能(友人を作ったり、人のことを考えて行動し、世の中の役にたとうとする才能)

 

6)環境的な才能(花や昆虫など、自然環境に対して興味や親しみを感じる才能)

 

7)自己管理の才能(内省的才能ともいわれ、自分をコントロールし、失敗にくじけなかったり、人を思いやったりする才能)

 

親からみると、「のんびりしていて」「少しも進歩していないように見える」子供であっても、実は見方を変えると、7つの才能のどれかが優れていたり、その部分が伸びている時期であったりするのです。

 

もうすぐ新学期がはじまります。この夏休みを振り返り、わが子をいろんな角度から観察して、「今この子は何に興味をもっているのかな」「どんな才能が伸びているのかな」と気をつけて見てあげましょう。新しい発見があるかもしれません。

 

 

2007/9/4

 

<ゆとり教育の部分修正>

 

8月30日、学習指導要領の改定作業を進めている中教審の小学校部会は、小学校3年生以上で週3時間程度実施している「総合的な学習の時間」を週1時間程度減らし、国語、算数など主要な五教科の授業時間数を全体で1割程度増やすという素案をまとめました。

 

1977年以来続いている授業時間数削減の流れを30年ぶりに転換し、「ゆとり教育」を部分的に修正することになりますが、素案の骨子は、以下の通りです。

 

☆主要五教科の授業時間数を全体で1割増やす

☆「総合的な学習の時間」を週1時間程度削減

☆高学年で週1時間程度、体験型の「英語活動」の授業を実施

☆各教科の授業で積極的に表現力、判断力、思考力を育成

☆学校週5日制は維持

 

ここで注目すべきは、「総合的な学習の時間」に関する総括が何もなされないまま、週1時間の削減が決定され、さらに現場での十分な議論や準備がないままに、「小学校への英語活動」が導入されることだと思います。

 

私(カニ先生)は、子供英会話の講師をしていた経験から、(ゼロ歳から中学3年生まで、外国人講師と一緒に担当していました)この決定に関しては、???という部分もあるのですが、それよりもさらに、「???」なことがあります!

 

それは、主要教科の改善について、次のように例示されているところです。

 

1)漢字や計算など、基本的な知識・技能を反復訓練で強化

 

2)言葉や数式、図を活用したリポート、発表などで表現力を育成

 

私は、2については、ある意味賛成です。しかしそれには、条件がつきます。それは、表現力の育成は、「子供たちに、考える力をつけた後で!」ということなのです。

 

以前、小学校低学年の子供たちに毎週作文を書かせていたことがありましたが、正直「なにか無理があるなー」という感想でした。

 

私の感覚から言えば、小学校中学年までの子供たちに、例えば地球環境のことについて、作文をかいてもらっても、はっきり言って何も出てきません。無理やり書こうとして、本当に表面だけを軽くかじったような、「まねっこ作文」をしぼりだすのが精一杯です。

 

お子様が通われている学校で、表現力養成がどのように指導されていくのか、保護者のみなさんは是非気をつけて、見てあげてください。(自分の子供は、自分で守るしかないのです)

 

さらに、1の反復強化については、当ホームページでもいろいろと参考記事が掲載されています。

 

2007/9/12

 

<イメージできれば、国語の読解力もあがる!>

 

私(カニ先生)が英語の講師をしていたとき、レッスンの前後に子供たちが残って、せっせと宿題をしているのをよく見ました。その宿題を、お母さんたちが、チェックしてあげる光景をみるのが、何となくほほえましくて、私は好きでした。

 

糸山先生のいわれる「宿題3点セット」の一つが、音読です。子供たちが教科書をすごい勢いで読みます。早口言葉のようです。それを聞いて、お母さんたちが、「よし!」となにやらノートに書き込んでいました。

 

それを見ながら、当時の私は、「教科書の音読か~。感心、感心。」と思っていたのですが、同時に「もうすらすら読めるのに、宿題にして、何の意味があるのかな?」という素朴な疑問もこっそりと感じていたのでした。

 

最近、オンラインメンバーに登録されているお母さんたちから、「うちの子は、国語の読解ができません。国語力がないようです。どうしたらいいのでしょう」というご相談を、多数いただいております。

 

一般的には、こういうご質問に対しては、「それは読書をしないからです。読書をしましょう」という回答をされる先生が、多いのではないでしょうか。または、「それは音読をしないからです。声に出して読む習慣をつけましょう」という回答も、一部あるかもしれません。(よく雑誌の教育相談などで見受けられます)

 

しかし、私はそういう回答はしません。

 

読書や音読は、継続すれば、「字を読むのが気にならなくなる」「忍耐力がつく」など、確かによい効果をもたらすものだと思います。しかし、特に「音読をしていれば、読解力がつくか?」というと、それは「そういう子供さんもいるけれど、絶対ではない」という、不確かなものでしかないと考えます。

 

そもそも、何故子供が「国語の読解が苦手」になってしまうのでしょうか?それは、文章に書いてあることを、「イメージすることができない」からなのです。

 

お母さんたちも、是非ご自分でやってみることをおすすめします。難しい中学入試の読解問題に、一度チャレンジしてみてください。(小説の一部など、心情理解のものにしましょう。)主人公はどうしてこういう行動をとったのか、ひっかけ問題で、迷います。音読してみましょう。やっぱり、分かりませんね。

(少なくとも私は、音読しても理解が深まることはありません)

 

今度は、その「引っ掛け問題」に該当する本文を、じっくり読み、頭の中のスクリーンにその状況を思い浮かべてみることにします。登場人物の配置、表情などをイメージしてみます。すると、どうでしょう。

 

選択肢の中から、「一番ぴったり」くるものを、あっという間に選ぶことができました。答えを確認すると、見事正解でした。(私の経験からいうと、イメージできれば、中学入試の難問でもすいすい解けますよ!)

 

私(カニ先生)は、子供のころから国語だけはわりと得意だったのですが、無意識のうちに、いつもこの「頭の中のスクリーン」に情景を思い浮かべて解く、ということをやってきたような気がします。

 

このように見てくると、小学校低学年まで、読み聞かせが重要な理由もよく分かりますね。(読み聞かせの本当の意味については、糸山先生がDVD講義で話されています)

 

また、「イメージしながら、じっくりゆっくり行う」読書と、ただ読みとばす読書の違いも、分かります。まさに、国語の読解でも分かるように「イメージできれば、学力はぐんぐん伸びる」のです。これはまさに教育界においては、コペルニクス的大発見ではないでしょうか?

 

 

2007/9/20

 

<どんぐり方式は、中学受験に強い!>

 

最近オンラインメンバーに登録された複数のお母さまが、次のようにコメントされているのを、私(カニ先生)は、とても興味深く拝見いたしました。

 

「小学校4年生から塾に行きはじめ、どんぐりをやらなくなりました。今受験学年になって、あらためてどんぐり方式の重要性を、認識しています」

 

どんぐり教育研究会には、中学受験についてのお問い合わせが非常に多いのですが、それに対して私なりに思うところがあります。それは、糸山先生はあまり強調されないのですが、実は「どんぐり方式は、中学受験にものすごく強い」のではないか、ということです。

 

一般的に言われることですが、やはり算数の出来は中学受験の決め手になります。そして中学受験では、いろいろな特殊算を解かなくてはいけないのですが、比を使えば、いろいろな問題を楽に解くことができます。

 

この割合と比の問題は、どんぐりでは小学校中学年くらいから、「これでもか!」というほど、どんどん出てきます。(学校では、「割合」は5年生、「比」は6年生で学習します)

 

一見難しいのですが、もぐらやクジラが出てきて楽しいから、そんなに嫌がらずに取り組めるのですね。

 

これらの問題を、どんぐりでは子供たちが自分の頭でとことん考え、「視考力」を使って、絵図で答えを導き出します。

 

もちろん、最初から正解にはなりません。(解けなかった問題は、そのつど答えを教えてもらうのではなく、わからん帳に入れておきます)

 

こうして、どんぐり問題を絵図で解きながら、自分であれこれ工夫して、頭の中を???でいっぱいにしておくと、あるちょっとしたヒントから「分かった!」と砂が水をすうように、理解してしまう瞬間がやってきます。

 

すると、これまでわからんちょうに入っていた同じタイプの問題は、全部解けるようになるのです。

 

それに対し、塾などで特殊算を教える場合は、「これは、こうやって解くんですよ」と、旅人算、周期算、鶴亀算、食塩水、仕事算と、それぞれの解き方(式)を教え込むやりかたです。ですから、「算数とは、解き方を習い、暗記する勉強なのだ」と子供たちが思ってしまっても、決しておかしくありません。

 

すると、どうなるでしょうか?

 

今まで見たことがない問題を目にすると、「これは習っていないから、出来ない」・「解き方を知らない」と思考停止になってしまう子が実に多いこと!

 

これでは、同じ鶴亀算でも、少しパターンが変わると手も足も出ない、ということになり、算数の勉強に大変な時間を割くことになりがちなのです。

 

一方、どんぐりの700題を受験までにしっかりやったお子様なら、決してそんなことはありません。詳しいことは、糸山先生の新刊の中学受験のページをお読みください。

 

 

2007/9/29

 

<「工夫する」、「考える」態度とやり方を教えるには!>

 

先日本屋さんで見つけた「10歳までに決まる!頭のいい子の育て方 VOL2」(学研ムック)という本を買いました。以前このオンラインのコラムでも取り上げた「フィンランド式学習法」や「マインドマップ」が、特集されていたからです。

 

本の中で、編集部が「お子さまに身につけて欲しい力は何ですか?」という保護者向けのアンケートを実施した結果が掲載されていましたが、それもまた、興味深いものでした。

 

お父さん、お母さんが考える、子供に身につけて欲しい力のナンバー1は、「深く考える力(25%)」だったのです。そして、「たくましさ(15%)」「社会性(13%)」「思いやり(12%)」「創造力(9%)」と続きます。

 

やはり保護者のみなさんも、「子供にとって大切なのは知識量ではなく、社会で役立つ思考力や、工夫する力である」ということを、よく分かっておられるのだな、と私は感じました。

 

では、この「深く考える力」や「失敗をおそれない、たくましさ」は、どのようにすれば身に付くのでしょうか?

実は、どんぐりの算数の文章題で、しっかりと身につけることができるのです。

 

先週の日曜日(23日)、東京での学習相談会に向けて、糸山先生のDVD講義の収録を行い、「良質の算数の文章題の取り組み方について」15分ほど話していただきました。その中で、私(カニ先生)が、あらためて「おお!」と思ったことがあります。

 

どんぐりの問題に取り組む上で、指導をされるお父さん、お母さんたちが、一番悩むのが「ヒントを出してはいけません」「一度しか読んではいけません」のところではないでしょうか? これがよく分からなくて、「どんぐりって難しそう」「何かよさそうだけど、うちの子にできるかどうか、不安だわ」と、躊躇されているお父さん、お母さんが多数いらっしゃるように感じます。

 

この二つに関しては、今回のDVDで糸山先生から、「目からうろこ」のアドバイスをいただきました。

 

まず、「一度しか読んではいけません」について。

実は「1文ずつ区切りながら、子供がイメージを浮かべて絵が描けるペースで、ゆーっくり読んでもいいのです」とのこと! 私たちはつい、普通に読んで、それで一回で読み取るのは無理だ、と思ってしまいますが、逆転の発想ですね。ゆーっくりでもいいのです!

 

次に「ヒント」について。どんぐりでは、こんな風に子供に声かけをします。

「絵をかいてみようね。絵の中に答えが見えるよ」、「絵を動かしてみると、答えが見えるよ」

 

ここで「こんな風に絵を動かすの!」、「こんな風に解くの!」と教えることが、実は「ヒントを出す」ということだったのです。また「絵を動かしてごらん」と言葉かけをすることで、子供たちに「考える」、「工夫する」という「態度とやり方」を教えるのです!

 

「考える」とは、視覚イメージを操作することですが、(私たちも自分が考えているときの状態を思い浮かべるとよく分かります。詳しくはオンラインのDVD講義で!)

これが分からないと、子供たちに、あいまいな指導をすることになってしまいます。

 

「よく考えなさい」と子供に厳しく言う前に、では「考えるとはどういうことか」、具体的にそのやり方を教えてあげることは、とても大切なことなのです。

 

■このコラムを読んでおられるお父さん、お母さんがたへ

 

どんぐりの文章題の中で「絵を動かしてみる」とは、どういうことか。これは、残念ながら自分でやってみないと、ピンときません。是非みなさんも、小学校2年生コースくらいから出てくる「連立方程式」の問題を絵図で解いて、実感してくださいね

 

 

2007/10/12

 

<中学受験 公立中高一貫校に入るには>

 

最近、公立中高一貫校の受験に関するご質問が多く、14日の学習相談会でも質問をいただいております。

 

多くの皆様の興味のある内容だと思いますので、ここで簡単にまとめてみたいと思います。

 

実は私(カニ先生)の3歳8ケ月になる甥(もうすぐどんぐりをスタートする予定)も、小学校を卒業したら、私が勝手に「ここがいいかな?」と思っている、公立中高一貫校があります。

 

・・・・ちなみに卒業後は、「海外に留学したらいいかな?」と思っています。

何故留学がよいと思うのか、についてはメールにて個別にお問い合わせください。

 

少し話が脱線しましたが、東京都内では昨年公立中高一貫校が4校開校し、志願者が殺到しました。

 

中でも人気の高い都立小石川中等教育学校ですが、実は初年度に合格した子供たちの偏差値はものすごくばらばらでした。塾の偏差値では60を超えている子もいれば、30台の子もいたのです。これは、公立中高の「適正検査」の内容が、私立中学の入試問題と全く異なっているからなのです。

 

つまり、偏差値でははかれない、これから伸びるであろう「将来性のある子」を求めているのです。

 

では、「本当に将来性のある子」とは、どんな子供なのでしょうか。

 

私は、間違いなく、「12歳までに絶対学力を育ててもらった子」であると思います。

 

中高一貫では「資料を読み取り、記述する問題」が出題されます。これを塾に通って、パターンでこなそうとしては・・・・・いけません。

 

小石川では、初年度「自分の考えをかけなかった子が、何と多いことか」という出題者側のコメントがありました。

そして翌年には「なんて似たような文章が多いことか」という嘆きに変わっていたそうです。

これでは、合格できないのが、公立中高一貫の現状だと、親御さんたちは覚悟をされてください。

 

では、公立中高一貫校に合格する力を、無理なく家庭で身につけるには、どうすれば良いのか。

 

次回は、さらに詳しくご紹介していきます。

 

 

2007/10/21

 

<都立中高一貫校「小石川中等教育学校」に行ってきました>

 

10月14日の学習相談会(東京会場)は、初めての試みでしたが50名もの皆さんにご参加いただき、皆さんのご協力のもと、無事に終了することができました。本当にありがとうございました。

 

当日は、「糸山先生による特別講義~良質の算数の文章題について」、「無理無駄のない中学受験のタイムテーブル」、そして何よりも、「タカヒロ君のお父様による体験談」と、盛りだくさんの内容でした。これらのビデオは、このホームページにも会員向けコンテンツとして順次追加していきますので、もうしばらくお待ちください。

 

さて、私(カニ先生)は、14日の学習相談会の後、せっかくの東京滞在の機会をいかし、いくつかの学校を訪問して、情報収集をしてまいりました。

 

最初に出向いたのは、東京都立小石川中等教育学校です。(その後、公立の中高一貫校では桜修館中等教育学校や、九段中等教育学校(千代田区立)にも行ってきました。)

 

小石川中等教育学校というのは、訪問して驚いたのですが、平成18年に文部科学省の「スーパーサイエンススクール(SSH)」に指定されており、「理科好き、数学好きを育てる自然科学教育の推進」に力を入れています。

 

そして、土曜日に行われている「小石川セミナー」では、大学教授など第一線の研究者を講師として迎え、科学の最先端にふれる講義が行われています。「ストレスの科学」、「物質の究極への挑戦」などのテーマは、大人でも「さっぱり分からん」となりそうな内容ですが、子供たちは非常に熱心に参加しているとのこと。

 

この学校で「楽しいなー」という学校生活を送るには、相当の知的好奇心や理解力(言葉をイメージ化する力)が必要なのではないかと、改めて思い知らされました。

 

では、こういう中高一貫学校に入るには、どんな勉強をしたらよいのか。保護者の皆様にとっては、一番興味のあるところだと思います。理科の先生と思われる、白衣の優しそうな先生に、「受験のためには、どんな勉強をしたらいいのですか?」とストレートに訊ねてみました。

 

小石川中等教育学校の先生の答えは、意外とシンプルでした。

「本を沢山読んでいる子がいいですね」、そして「いろいろな体験をしている子がいいんです。」

 

では、何故いろいろな体験をしている子がいいのでしょうか。

 

このホームページのコラムでも、以前に「学力のもとはドリルではなく、体験的に入力された豊富なイメージです!」という内容のことを書いたのを覚えていらっしゃいますか?

 

中学校以降の知的系統学習、さらには大学レベルの講義に興味を持ち、話を聴いてなおかつ理解するには、相当の理解力つまりは「学力のもと」が必要なことは、いうまでもありません。

 

著名な教育学者である汐見稔幸先生(05年まで東京大学教育学部付属中等教育学校の校長)は、子供時代に育てたいのは「自主性」と「好奇心」だと主張されています。なぜならば、子供の知的能力は、体験→情緒(感動・疑問・発見)→知育→勉強の順番に育っていくもので、この土台部分(体験)が大きければ大きいほど、子供の知的能力も大きくなるからなのです。

 

このように見てくると、「子供のころ遊んでばかりいた子が、中学校以降に急激に伸びた!」という理由がよく分かりますね。

 

すごく単純に考えると、子供のころに「海で自由に遊んでいて、カニを見つけた」→「カニはどこに住んでいるのかな?何を食べているのかな?と疑問をもった」→「小さな生き物の生態に興味をもった」→「学校で勉強したら、面白かった」ということなのではないでしょうか。(次回に続く)

 

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